忍者修行の里　赤目四十八滝　公式サイト

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忍者

日本の忍者の技と歴史

忍者とは、飛鳥時代から江戸時代にかけての日本で、諜報活動、暗殺などを行っていた人物や集団の名称である。一般的には忍大名や領主に仕え仕事を請け負っていたとされる。

有名な集団に、現在の三重県にあたる伊賀で活動していた伊賀衆と、現在の滋賀県あたる甲賀で活動していた甲賀衆が知られている。

個人として有名な忍者に、服部半蔵や猿飛佐助のモデルとなった上月佐助などがいる。

女性の忍者もおり、「女」という文字から「くノ一」と呼ばれた。

忍者の修行

忍者は常日頃から自分の技を磨くための修行を行っていた。脚力、瞬発力だけでなく、洞察力、記憶力、また敵に気づかれないようにするための歩き方などを中心に訓練した。

また手裏剣や鎌、まきびしなど、忍者特有の道具や武器を効果的に使う訓練も怠らなかった。忍者が用いていた武器や道具は数十種類に及んだとされている。

代表的な忍術

逃走する際に、敵を足止めする遁術が特に有名である。火遁、水遁、土遁、木遁、金遁の五つを合わせて五遁という。

• 火遁の術…火を使う術。 引火物を利用し煙幕や炎上を発生させ、敵の目をくらます。
• 水遁の術…水を使う術。水音を立て相手の注意を引いたり、水蜘蛛と呼ばれる道具と、筒を利用し長時間水中に潜伏すしたりする。池や堀の上を縄を渡って移動したり、水上に厚手の布を敷き、その上を走って移動する。
• 土遁の術… 土を使う術。土や石を敵の顔に投げ、怯んだ隙に逃げる。暗闇を逃走している最中、急に地面に這い、あたかも消えたかのように見せる。
• 木遁の術…草木を使う術。草木の陰に隠れたり、積みあがった木材を崩してバラまくことで追手を眩ます。
• 金遁の術…金銭を使う術。銭を撒き、敵同士で奪い合っているすきに逃げる。